ぱーぷるのひとりごと

日々の疑問や気になったことをつらつらと

なんでも後回しにしてしまう人の特徴、原因と対策

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期限のギリギリまでやる気が起きない「先送り型」タイプ。

 

”やらなきゃいけない”事も、

”今やらなきゃ後になって困る”事も、

頭ではわかっているのに取りかかれない。

 

さらにやっていないことに対して、不安になったりストレスがたまったり。

他のことが手につかなくなったりしてしまう悪循環。

さっさと終わらせてしまえばいいのに、

どうしてできないのでしょうか。

 

こんな”自分の性格を何とかしなくては”

と思い、こちらの本を読んでみました。

 

 

やる気が起きない理由「考えすぎる」

「先送り型」タイプの人は、行動する前に

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと

考えすぎてしまいます。

いろんなことを考えすぎて、結局優先順位が

わからなくなり、何も手につかなくなってしまうことも。

 

なにか1つをやろうと思っても、

「そういえばあれもやらなきゃ」とか、

「あれっていつまでだっけ」というように、

他のことが気になって集中できません

 

最初にやろうと思ったことも中途半端なまま他のことをやってしまったりして、

結局何も終わっていないという状況にもなりがち。

何か一つやろうとすると、「今やっていることがおろそかになるのではないか」という不安も常にあります。

 

やる気が起きない理由「面倒くさい」

また、単純に”面倒くさい”という理由で先送りにしている場合も多々あります。

 

例えば”ブログを書く”と決めた場合に、

・ネタを探さないといけない

・その内容について深く調べなければいけない

・その内容について自分の考えをまとめなければいけない

・ブログに書き起こさなければならない

・挿入する写真を選ばなければならない

といったようにいろいろやることを考えると、面倒になって

「やっぱりいいや」とあきらめてしまう

 

また、こんな考えも浮かんできます。

やる気が起きない理由「不安」

・この内容でちゃんとしたブログの記事が書けるのだろうか

・この記事をちゃんと読んでくれる人がいるのだろうか

・変な記事を書いて誰にも評価されなかったどうしよう

などと、どんどん不安になってきてしまいます。

 こうなるとますます行動に移せません。

 

やる気が起きない理由「言い訳」

・今日は時間がないから、ゆっくり時間を取れるときにやろう

・今は情報があまりないから、しっかりリサーチしてから書こう

・今日は疲れているし、集中できるときにやろう

お得意の、やらない言い訳がどんどん浮かんできます

 

そして、過去の失敗を思い出したりもします。

やる気が起きない理由「失敗したくない」

・以前あげた記事は全然読んでもらえなかったな。

・きっと書き方が悪くてわかりにくい記事になってしまったんだ。

・読者さんに、面白くないやつだと思われたかな。

とか。

 

最終的には、こんなことまで思い始めます。

やる気が起きない理由「やっても無駄」

・こんな記事を書いても誰も読んでくれないんじゃないか。

・毎日記事を書くことに意味があるのだろうか

 

ここまでの内容だと、「どれだけネガティブで面倒くさがりなんだよ

と思われるかもしれませんが、こうとも考えられるんです

 

・先送り型タイプの人は、頭の回転が速いため、

 先のことをいろいろと想像してしまい不安になる。

・他のことが気になってしまうのは、

 能力が高いためいろいろな仕事を抱えているせい。

効率的に仕事をこなさなければと思っている。

・うまくできるかどうか不安になるのは、

 真面目できちんととこなさなければと思っているから。

 

いい加減にはできないので、失敗を恐れたり、

他人の評価を気にしてしまったりしまうのです。

物は言いようと言われたらそれまでですが、、、

こう考えると、先送りにしてしまう心理が理解しやすいですよね。

 

いやいやそんなことない。自分は結構いい加減だし

と思う方もいるかもしれませんが、

実際は繊細な部分を持っているものなんですよね。

 

ギリギリまでやらないのは、ギリギリになってやるメリットがあるから

おそらくギリギリまでやらないのは、

ギリギリになっても間に合った”成功例”が過去にあるから

というのも考えられます。

 

”やろうと思えばやれる”という自信のようなものがあるんですよね。

私も朝寝坊したときの用意の速さと言ったら尋常じゃありません。

あの能力がいつも発揮できたらいいのに。。。といつも思います。

 

それに、ギリギリまでやらなかったら、うまくいかなかったとしても

今回は時間がなかったから」と自分に言い訳できますしね。

 

物凄く時間をかけて取り組んだのに、全く評価されなかったときに比べたら、

ダメージが少ないですから。

 

改善方法・効果的な取り組み

あれこれ考えるのをやめて、すぐにできることを書き出してみる

私がやっているのはこんな感じでやることを簡単にリスト化することです。

 

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 これはある日の私のメモです。

人にお見せするようなものでもないのですが、重要なことが2つ。

 ①簡単な作業もまぜて書く。

 難しい内容ばかりだと嫌になってしまうので、”鏡を拭く”

 とかあえて書く必要のないものも一緒に書きます。

 そうすることでやる気がそがれるのが防げますし、

 急に空き時間ができた時に効率的にこなすことができます。

②できたものから線を引いて消す

終わったものは線を引いて消していきます。

こうすることで途中やめにすることを防ぎ

一個ずつ消していくことで達成感も味わえます。

思ったより多く消せたときは充実感がすごいです。

 

今回も私はこの方法で実際に、

・新しいサブのブログを立ち上げる

はてなブログをPROに変更する

・新しい記事を書く

などのことを達成しました。

メモがあると一つずつこなしていくので、

余計なことを考えなくてすむんですよね。

 

ちなみにこのメモを仕事場でも使っていました。

手書きで書いたメモはいつでも確認ができますし、

上から線を引いて消していくだけで、

なんだか無駄なく仕事できた感が味わえるんですよね。

 

簡単なことをこなしているうちに、

いつのまにかどんどんやる気になってくるんです。

 

メモにはほかにも利点があります。

私は結構忘れっぽいので、「あ、これやってなかった」

みたいなのがたまにあるので、それをなくすためにも使っています。

どんなになれた仕事でも、必ずうっかり忘れみたいなのがあるので、

手帳とかではなく、いつでも目に付くメモに書くのがおすすめです。

 

まとめ

「先送りタイプ」の人って、”夏休みの宿題をギリギリまでやらない”とか、

結構子供のころからある程度決まってるような気がします。

取り掛かるまではあれこれ考えて時間がかかる慎重派だけど、

いったん始めるとどんどん進める行動派にチェンジ!

みたいな二面性もありますよね。

何気ない自分の行動も、追求してみるとちゃんと理由がある。

なんだかおもしろいなと思いました。

 

今回はベストセラーの、

「やる気」のある自分に出会える本  著 笹氣 健司

 

を読んで、私なりに感想を書いてみました。

他にも3つ、全部で4つのやる気が起きないタイプがあるらしいので、

気になる方は是非読んでみてくださいね。